【新唐人日本2012年1月14日付ニュース】偽物が横行する中国ですが、最近、広東省、山東省などで、またもや化学原料で作られたニセ卵が発見されました。専門家は、長期にわたって食べ続けると、人体に影響を与えると警告します。
中国国家エコ商品品質検査センターの専門家によると、ニセたまごは化学原料と食品添加物で作られるそうです。
中国国家エコ商品品質検査センター 董金獅氏
「アルギン酸NAを溶かし加熱すると卵の白身とそっくりになります。黄身は黄色色素を加えて作ります。つまり 黄身 白身 殻 いずれも化学方法で合成できるのです」
ニセ卵の製造には、使用が制限されている食品添加物が使われ、人体に有害です。
中国国家エコ商品品質検査センター 董金獅氏
「長期間摂取すると胆のう結石 腎臓結石 便秘にかかり、食品添加物の黄色色素は許されていますが、摂取が多くなると神経系を刺激し、神経が興奮 又は多動症になります。幼児に与える影響はもっと大きいです」
ニセ卵一個にかかるコストは0.05元。それを10倍の0.5元で売り、業者は暴利を貪っています。
中国国家エコ商品品質検査センター 董金獅氏
「利益が絡んでいるのと管理監督にも不備があります」
では、ニセ卵は識別できるのでしょうか。見た目は本物よりきれいで大きさがそろっています。卵独特の臭みがなく、振るときに出る音は本物より大きく、調理しても固まりにくいそうです。
新唐人テレビがお伝えしました。